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つつみ百貨店のトピック~盛かご~

こんにちは、つつみ百貨店、更新担当の中西です。

 

さて今回は

つつみ百貨店のトピック~盛かご

ということで、かご起源からその意味、現代あり方まで紹介ます。

 

 

日本仏事法要において、「かご(かご)」は、供物しくえて飾る重要文化要素ひとつです。故人敬意感謝、遺族配慮表現する手段として、なお多くています。


1. ごとは?

ごとは、果物乾物、缶詰、お菓子などかご盛りつけ供物一種で、通夜・葬儀・法要故人供えるためものです。特に地方によっては「供花」んで必須供物としてわれる地域あります。


2. かご歴史背景

起源古代供物文化

  • 日本供養文化仏教伝来以前から存在おり、穀物果物神仏捧げる風習ありました。

  • 仏教伝来以降、「食べ物を通じて功徳積む」思想結びつき、供物形式化・美化ていした。

  • 特に江戸時代は、見た目さや格式重視れ、竹細工精巧盛りつけわれるように。


3. かご意味役割

故人供養感謝

  • 故人生前や、季節果物供えることで、思い出かち合う

  • あの世でも豊かほしい」という願い込める

遺族配慮支援

  • 香典別に、「として残る供え物」として渡す

  • 法要後に参列返礼分配として活用れる

地域性・格式表現

  • かご内容は、地域ごと伝統宗派影響反映れる

  • 〇〇から供え物」として、個人・団体気持ち表す形式


4. かご種類内容

構成

  • 果物りんご、バナナ、みかんなど

  • 乾物昆布、椎茸、鰹節など

  • 缶詰・加工品ジュース、フルーツ、菓子など

  • 用品近年増加傾向):洗剤、油、ラップなど

地域一例

  • 東北・北海道乾物中心、和紙装飾丁寧

  • 関西・中部果物盛り合わせ需要高い

  • 九州かご自体積み上げる「かご」様式多い


5. 現代におけるかご変化

  • 簡略傾向核家族化・高齢により、小型化・持ち帰り重視傾向あり

  • カタログ供物登場:選べる礼品として供物デジタル表現

  • エコ意識プラスチック包装減らし、利用可能カゴ素材使用するケース増加


6. かご選ぶマナー注意

  • 宗教・宗派によって避ける品目(肉・など)あるため、事前確認

  • 仏式・神式・キリスト教では意味合い作法異なるため、TPO意識

  • 表書き名札つけて、明確わかるよう


かごは、単なる供物ではなく、祈り・敬意・象徴です。
見える想い伝える日本人ならでは心遣いとして、多く場面大切ています。
その一つひとつ気持ち取りながら、故人向き合う時間丁寧したものです。

 

 

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