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こんにちは、つつみ百貨店、更新担当の中西です。
さて今回は
つつみ百貨店のトピック~お歳暮~
目次
「お歳暮」の始まりは室町時代にさかのぼります。もともとは 年末にご先祖様へ供える御供物 を親族や近隣に分ける風習から発展しました。
江戸時代になると商人文化の広がりにより、取引先やお世話になった人々へ感謝を伝える贈答習慣が定着。これが現代のお歳暮につながっています。
つまり、お歳暮は単なる贈り物ではなく、
ご先祖への供養
目上の人や取引先への感謝
人と人との絆を結ぶ社会的儀礼
という三つの意味を持ち、日本人の生活と冠婚葬祭文化に深く根付いてきたのです。
お歳暮は本来「年末の供養・感謝」を示す行事であり、冠婚葬祭の中でも特に 年中行事 として位置づけられています。
冠婚葬祭用品店は、この文化を支える存在として以下のような役割を果たしてきました👇
贈答マナーの伝承:「いつ贈るべきか」「熨斗や水引の種類」「贈る相手ごとの金額相場」などを伝える。
商品選定のサポート:地域性や相手の好みに応じた最適なギフトを提案。
供養文化との接点:仏事や法要と重なる時期には「御供え」としてのお歳暮需要も担ってきた。
時代によって変化はあるものの、昔から選ばれてきた定番には理由があります。
乾物(昆布・かつおぶし):保存が効き、縁起物とされる。
酒類や菓子:慶びを象徴し、家族や親族で分け合える。
海産物や肉類:豊かさと健康を願う贈り物。
これらは「実用性」「縁起の良さ」「分け合えること」が共通点で、今なお多く選ばれています。
現代社会では、核家族化・オンライン化・価値観の多様化により、お歳暮のスタイルも変化しています。
カタログギフト:相手が自由に選べる実用的なスタイル。
地域特産品・高級グルメ:希少性やブランド力を重視。
配送サービスの普及:遠方でも簡単に感謝を伝えられる仕組み。
エシカル・サステナブルギフト:環境意識や健康志向を反映した商品。
冠婚葬祭用品店も、こうした新しい需要に対応することで「伝統 × 現代的な提案」の両立を図っています。
お歳暮の文化が変化しても、その根底にあるのは 「感謝を伝える心」 です。
冠婚葬祭用品店は、以下のような点で今後も重要な役割を担っていきます。
しきたりとマナーを次世代へ伝える拠点
地域文化を反映したギフトの提案
オンラインとリアル店舗を融合させたサービス
これにより、お歳暮は単なる商習慣にとどまらず、「人と人を結ぶ冠婚葬祭文化」として受け継がれていくでしょう。
お歳暮は、ご先祖への供養から始まり、人と人との絆を深める日本独自の文化として発展してきました。
冠婚葬祭用品店は、その背景を理解し、伝統と現代のニーズを融合させることで、今も人々の暮らしに寄り添っています。
🎁✨年の終わりに感謝の心を形にする「お歳暮」。
その文化を未来へつなぐのが、冠婚葬祭用品店の大切な使命なのです。